絵手紙あれこれ


基本的には、青墨と毛筆で輪郭をかき、顔彩で着色し、空いているスペースに文を入れます。最後に自分の印を押して仕上げます。

 

線の練習

 絵手紙をかく前に半紙で線の練習をします。

色んな方向の線をかいたり、文字の練習をします。

筆の使い方

 線用の筆は紙に垂直にまっすぐあてます。

筆先だけを使いゆっくりと線を引いていきます。

青墨と毛筆以外の輪郭線について

 鉛筆 サインペン ダーマート クーピー クレパスなど

 で輪郭をかくこともあります。

 割りばし つまようじ 竹ペン を青墨につけてかくときもあります。

 

茶色の二人用コーヒーフィルターを使って

 フィルターのつなぎ目部分をはさみで切り落とします。

開いて半分に切ります。かきたいものの輪郭線をかき、顔彩で着色し、

空いているところに文を書き、印を押して仕上げます。

それから、はがきに糊で貼ります。

 

 

銀流し

 水彩絵の具の銀色を水で溶き、表面がつるつるしているはがきに、たっぷり銀色をを含ませた筆で、文字を書いていきます。それが、乾かないうちに顔彩の色を流し込んでいきます。少し、ゆらゆらさせて絵の具をなじませます。乾いたら空いているところに文を入れ、印を押して仕上げます。

牛乳で白抜き

 和紙の半紙に牛乳で白くしたいところをかきます。牛乳が乾いたら顔彩で着色していきます。牛乳で描いたところが白く残ります。文、印を入れたら、厚めのはがきに貼ります。雲、雪など、白いものをかきたいときに効果的です。 

 

拓をとる

 葉っぱの上に和紙半紙を置いてクーピーなどで拓をとります。

 切りたいところを筆に水をつけてなぞっていきます。そこを手で切り取っ  ていきます。濡れているので簡単に切り取れます。それを、はがきに糊で貼ります。

絵馬にか

 はがきを絵馬型に切って絵と文字を入れます。

縁起のいいものをかきたいですね。

箸袋を作る

 まず、お懐紙を折って箸袋を折ります。

それを開いて正面になるところに絵と文字をかきます。

また箸袋に追って三角部分に折り紙の赤や緑など、アクセントになる色を入れます。お正月やひな祭りなど、お客様のおもてなしにいかがでしょうか?

ぽち袋を作る

 お懐紙を折って正面になるところに絵と文字をかきます。

封筒型のぽち袋は開いた状態で絵と文字をかき、最後に糊で貼ります。

レースペーパーにかく

 はがきだけでなく色々な種類の紙にかくのも楽しいです。

垂らし込み

 画用紙はがきにクレヨンやクーピーで、輪郭線をかき

筆で色をつけたいところに水を塗ります。乾く前に顔彩で

色を垂らし込みます。やわらかいグラデーションができて

墨の輪郭線とは違った雰囲気の絵手紙になります。